
第3章 感染コントロールにおける大切な2つのこと
プロローグ
最善をつくして治療したのに、かえって状態が悪化してしまった・・・
こんなご経験をされたことはあるでしょうか?
足に傷のある患者さんの治療は、手術回数・入院日数と 医療に大きな負担がかかってきます。
さらに感染を合併すると 治癒が難しくなったり、切断が必要だったり 患者さんも医療従事者の皆さんも大変な思いをされることがあるかと思います。
EVTをする上で特にCLTIでは、創傷管理は避けて通れない道であり 救肢に携わる上では、創傷や感染に関する知見が大切ではないでしょうか。

今回お届けする内容は、
『感染コントロールにおける大切な2つのこと』 です。
長年、感染をテーマに治療研究されているエキスパート、 神戸大学大学院医学研究科 形成外科医の辻依子先生にお話しいただいております。
- 初診で気を付ける感染の処方
- 感染の拡がり方
- 感染の予防について
- 感染を起こしやすい症例、起こしにくい症例
日々患者さんの救肢に携わっていてこういった内容にご関心がございましたら ぜひ下記の動画をご覧ください。
感染コントロールにおける大切な2つのこと
感染コントロールにおける大切な2つのこと
下肢に創傷のある患者さんの感染コントロールについて、形成外科のお立場から神戸大学大学院医学研究科の辻依子先生のお考えをお話しいただいています。感染の広がり方や予防、鎮静、また感染しやすい症例やそうでない症例など、患者さんに歩ける足を残すため、一部ではありますが辻先生のご経験と知識がつまった内容です。

感染に関するエキスパートの辻先生によると、
感染の鎮静化と、感染させないための予防という感染コントロールは、創傷のある患者さんの治療において高いウェイトを占めるそうです。
歩くための肢を残す上で、
初診時のカルテに残す重要ポイントや、患者さんへの指示について様々な症例を提示してお話しいただいていますので、ぜひご視聴ください。
CJL0858-01-20232